>>HOMEへ

これで安心!着崩れ(襟元のゆるみ)の直し方について 2018/10/30

せっかくキレイに着付けてもらった振袖姿、着崩れるのは誰しも嫌なものです。
着付けてもらったときの綺麗な振袖姿のまま過ごしたい!と皆さん思いますよね♪
しかし、着慣れていない振袖は、気を付けていたのに着崩れしてしまったなんてことも…。

今回は着崩れしてしまったときに、自分でお直しができるように、
着崩れの直し方の中でも、「襟元のゆるみ」の部分をご紹介します。

綺麗な振袖姿を保つためにも是非、最後までご覧になってくださいね!


衿元の着崩れの原因の多くは、腕を大きく動かすことです。

一つ一つの所作を小さくし、正すことで、着崩れは予防できますが、
電車の移動でつり革を持つ動作や、階段の上り下りで上前や袖を持ち上げる動作、久しぶりにお友達と再会して手を振る動作など、腕を動かす機会が多い成人式。

お首を美しく着飾ってくれる衿元ですが、着崩れを起こすと、はだけてだらしない印象を与えてしまいます。

今回は、上前が緩んでしまった場合と下前が緩んでしまった場合の、2つの手順をご紹介いたします。
もし、衿元が緩んでしまった場合でも、焦らず自分でお直しができる、とても簡単な方法です。
是非参考にしてみてください♪


【上前が緩んでしまった場合】
1.半衿がずれないように、衿山からたるみを伸ばします。
衿山とは、衿の折り返しの山になっている部分のことです。
2.伸ばしたたるみを、帯の中にしまい込み、衿先を引いて整えます。

【下前が緩んでしまった場合】
1.まず身八つ口に手をいれて、衿先を引っ張ります。
身八つ口とは、身頃の脇にある、あいている部分のことです。
着付けの際、お店の方が手を入れて着物を整えているので、チェックしてみてくださいね。

2.引っ張った衿を脇に挟み込み、固定させます。



いかがだったでしょうか?

着慣れていない振袖で着崩れを起こしてしまっても、焦らず、丁寧に直すことが大切です。
簡単なお直し方法で、着付けてもらったときの美しい振袖姿へ!